大型で非常に強い台風が近づいてきています。
私ごとですが、前回の台風上陸の際、停電に遭い、
約10時間、電気も水も使えないということが起こりました。
全国の台風で被害に遭われた方々とは比べものにならない位の被害でしたが、
災害を身近に感じられた初めての経験でした。
それを経験することによって、
普段の備えがいかに大切かを思い知らされたのです。
そこで賃貸マンションで停電時に起こり得る事を調べてみました。
停電すると電気を使用しているものが使えなくなります。
マンションにはどんな影響が出るのでしょうか?
《出入口》
停電すると、オートロックの扉が作動しなくなります。
ただし、停電時は解錠するシステムが採られているので、手動で開閉して出入りできます。
カード型の非接触キーは、電気がないと一切使用できなくなってしまいます。
扉も施錠されたままになり、出入りができないので、非常階段など出入り口のチェックが必要です。
《エレベーター》
エレベーターは、停電で緊急停止します。
閉じ込められてしまったら、非常ボタンを押して助けを求めましょう。
《水道》
マンションの給水設備は、ポンプを使用して水を汲み上げています。
停電によってポンプが停止するので、断水につながってしまうのです。
停電したときの対処
もし、停電してしまった場合はどう対応すればいいのでしょうか。
《停電範囲を確認する》
まずは、停電範囲を確認しましょう。
家の一部に電気が来ていない場合は、
ブレーカーが落ちているだけの可能性があります。
《電気製品のプラグをコンセントから抜く》
停電が解消されたときの火災や事故を防ぐため、
電源から電気器具のプラグを抜いておきましょう。
マンションの停電対策グッズ
万が一マンションが停電した際も、対策グッズがあれば不安を減らすことができます。
《飲料水》
一人につき、1日3リットルの水が必要と言われています。
飲料水を備えておきましょう。
《生活用水》
トイレ、手洗いなどに使用する為、
ポリタンクやペットボトルなどに飲料水とは別に備えておくと便利です。
《簡易トイレ》
断水していると、トイレを使えません。
30回分の簡易トイレで、3,500円程度で販売しています。
《ラジオ》
停電時はテレビやパソコンが使えなくなり、情報が入ってきません。
スマホでも聞けますが、充電が必要なので、ラジオを準備しておくと便利です。
《乾電池》
ラジオを使うために、乾電池の各サイズ用意しておきましょう。
単三20個で、1,000円前後で購入できます。
私が前回の経験を生かして準備をしたのが、
飲料水6リットル、生活用水8リットル、大容量モバイルバッテリー、
カセットコンロ、インスタント食品です。
私だけでなく、前回の台風を経験して、
全国各地で物が飛んだり、倒れたりしない対策をしたり、
物を用意したり、事前に避難したりと色々な備えをしている言われています。
備えをしたことによって
最小限の被害で台風が通り過ぎていってくれることを願うばかりです。
羽田