梅雨明けが待ち遠しい季節では御座いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気温は低く過ごしやすい日もありますが、やはり晴れ間が恋しくなってきますね。
本日は仲村が担当させて頂きます。
お部屋のご内見の際に、下記写真のようなものがあったのを覚えてますでしょうか。
お部屋によって形は様々です。
ご存知の方も多いかと思いますが、
お部屋のご案内中に、以外と知らない方もいらっしゃいますので、
今日はこちらの給気口について簡単にお話させて頂きます。
給気口や換気口など呼び方はいくつかあるみたいですが、
外の新鮮な空気を取り込んだり、室内の空気を排気する役目があります。
なんとなく、ここから外気が入ってくると嫌だな…と思って、
閉め切っていたりしないでしょうか。
マンションの場合、気密性が高く、給気口を閉め切ったままにしてしまうと、
外の空気を取り入れるよりも換気扇による排気の力が勝つ事で、室内の気圧が下がってしまい、
外の空気が室内に入ろうとドアを押し付けるので、ドアが開けづらいなどの現象が起きます。
その他にも、外出した際に付着した、花粉、PM2.5といったアレルギー症状の原因となる
悪い空気が溜まってしまうと、健康にもよくありません。
そのような話を聞くと、気密性が高い事自体が
なんだか息苦しく感じてきますが、悪いことだけではありません。
熱い夏の空気やひんやりする寒い冬の空気を遮断することにより、
空調の効率が上がり、とても快適に過ごすことが出来たり、
経済的にも良い等のメリットもあります!!
見落としがちな給気口ですが、設置が義務づけられている事から
重要な役目を果たしております。
それでも、隙間風などがどうしてもお気になる場合は、
時間を決めて閉めるなどして、必ず再び開けて下さいね。
ご案内の際に
分からない点や、疑問に思ったことなど御座いましたら
なんでもお気軽にお申し付け下さいませ。
仲村