一昨年滞納で困られていると言う相談から
建物老朽化、相続相談をお受けしたお客様
ご相談をお受けする中で
問題が次から次と出て来ました。
そもそも賃貸経営が成り立っていない
滞納常習者が多数おられ回収もままならない。
契約更新も行われてない方も多数。
更新されていない方は無保険で入られている状況
老朽化そのものよりも、そのような状況を改善したいというのが本質
また、土地が借地で直ぐに何か出来る状況にもない。
まずは現状の賃貸経営を正常にする事からご提案
管理契約を結び半年がかりで全ての契約を整え
保険も加入し1年がかりで帯納を解消しました。
安定収入を確保したところで
お悩みの老朽化問題と相続対策にかかりました。
賃貸が安定しているので
慌てて何かしなければならない事もない
但し、相続等も考えるとそんなに余裕もない
地主と建替え等の交渉をしている中
最大の難関にぶちあたりました。
建替えの際に金融機関が求める承諾書を
地主は出さないの一点張り。
この時点で建替えはかなり厳しい状況になりました。
このままでは売るに売れない、立て替えも厳しい
借地のままでは身動きが取りにくい
以前からやりにくさを感じていたお客様
そこで底地の買取り若しくは等価交換を提案
2年がかりで等価交換で話しがまとまりました。
土地は約半分になりますが
売るにも建替えるにも融通のきく所有権になり
計画していたアパートの建築も銀行から借入て出来る
何とかお客様にご満足頂ける結果となりました。
仕事をさせて頂いた事に感謝!